今回のゴール
- 四則演算ができるCLIアプリを作ってPythonの基本に慣れる
✅ 学べること
- 🔹変数
-
ユーザーの入力値を
num1
,num2
,operator
に格納し、後から利用する流れを学ぶ - 🔹データ型変換
-
input()
は文字列として取得される →float()
で数値に変換する必要があることを理解 - 🔹演算子
-
+
,-
,*
,/
の使い方と、演算結果のデータ型の違いに慣れる - 🔹条件分岐
-
if / elif / else
を使って入力に応じた処理を行う仕組みを理解 - 🔹print関数
-
画面出力の基本、文字列+変数の表示方法(コンマ区切り or f文字列)に触れる
- 🔹エラー処理の基本
-
/
で 0 除算が発生したときに条件で処理を分ける → 実用的な安全性を意識できる
⚠️ よくある注意点・つまずきポイント
- ❌
input()
の値は 常に文字列 -
数値として使いたいときは
int()
やfloat()
に変換が必須 - ❌
if
の==
を=
と間違える -
=
は代入、==
は比較。意味が全く違うので注意 - ❌割り算で
0
を入れるとエラー -
ZeroDivisionError
が発生 → 条件分岐で防ぐ必要あり - ❌
print("結果: ", result)
のスペースに違和感 -
カンマ区切りは自動でスペースが入る →
f文字列
で整形した方が美しい表示になる - ❌
float("abc")
はエラーになる -
数字以外を入力されたら
ValueError
→ 本格的なエラー処理はStep 5以降へ
🛠️ 作るアプリの概要
- ユーザーが2つの数字を入力し、+、-、*、/ のいずれかの計算結果を返すシンプルな電卓アプリ。
🔧 ステップバイステップ解説
input()
でユーザーから2つの数を取得するinput()
で演算子を取得する- if文で演算を分岐して結果を出力
- エラー処理を加えてより実用的にする
💡 応用のヒント
- 数値でなく文字列を入力されたときの処理を追加
- 小数の対応や繰り返し計算できるように発展
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import streamlit as st
st.title("Python電卓アプリ(Streamlit版)")
st.write("2つの数字を入力して、演算子を選んでください。")
num1 = st.number_input("1つ目の数字を入力", format="%.2f")
num2 = st.number_input("2つ目の数字を入力", format="%.2f")
operator = st.selectbox("演算子を選択", ["+", "-", "*", "/"])
if st.button("計算する"):
try:
if operator == "+":
result = num1 + num2
elif operator == "-":
result = num1 - num2
elif operator == "*":
result = num1 * num2
elif operator == "/":
result = num1 / num2 if num2 != 0 else "エラー(0で割れません)"
st.success(f"計算結果: {result}")
except Exception as e:
st.error(f"エラーが発生しました: {e}")
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